生田 和良

バムサジャーナルへの掲載総説

バムサジャーナルに掲載された総説の紹介(第2回)

2021年に出版された『たいせつな家族を感染症から守る本』と題する単行本について、シリーズとして数回にまとめて紹介する。今回の第2 回は 4 章(保育園、幼稚園、小中高など集団生活で気になる感染症)についてまとめる。 BJ34-1<第 2回...
バムサジャーナルへの掲載総説

バムサジャーナルに掲載された総説の紹介(第1回)

2021年に出版された『たいせつな家族を感染症から守る本』と題する単行本(生田和良 著、講談社発行)について、シリーズとして数回にまとめ、バムサジャーナルで紹介する。この本は8章の構成であるが、今回の第 1 回は 1 章(予習・感染症に関す...
バムサジャーナルへの掲載総説

バムサジャーナルに掲載された総説の紹介

第1回~第6回に分けて、「大切な家族を感染症から守る本」(生田和良・著、講談社)について解説 その後の第7回以降は身近な、話題になっている感染症についての解説、また感染症分野で興味深い内容についてまとめた総説で、バムサジャーナルに掲載された...
ウイルス感染症

新型コロナ収束後の麻しんと同じく、風しんも気になる感染症

麻しん(はしか)と風しんの予防には、2回のMRワクチン接種が重要です。麻しんウイルスは、空気感染で非常に広がりやすいウイルスです。風しんウイルスは、厄介な不顕性感染を起こします。共に、流行が起こっている海外からの持ち込み、もしくは持ち帰りで...
細菌感染症

話題の劇症型溶血性レンサ球菌(劇症型溶連菌)感染症

話題になっている劇症型溶血性レンサ球菌(メディアでは「人食いバクテリア」と呼ばれている)感染症に対して、劇症型ではない、一般的な溶連菌感染症は子どもの間で広がっており、症状は咽頭炎である。「警報レベル」と注意喚起がしばしば呼びかけられている...
ウイルス感染症

RSウイルス感染症

「RSウイルス」と、ウイルスの名前になっているRSとは? RSウイルス=respiratory syncytial virus=呼吸器合胞体ウイルス(のどや気管支などの呼吸器に感染すると合胞体とかシンシチウムといわれる大きな細胞を出現させる...
感染症歴史こぼれ話

加藤先生の医史研究成果の紹介(6)

ウイルス学を専門とする先生方が集まる日本ウイルス学会。その第1回目から参加し、来年50回目の学会を迎えるにあたって、ウイルス学会誌に加藤先生が寄稿された記事の紹介です。ウイルス学会回顧録とともに、執筆期間中に生物兵器を用いるテロが米国で発生...
感染症歴史こぼれ話

加藤先生の医史研究成果の紹介(5)

1999年は、ジェンナーの牛痘ワクチンがわが国に伝来してから150年という記念すべき年です。 牛痘ワクチン開発(1798年)は、それ以降の数々の予防ワクチン開発の原点となっています。その後の1849年6月に、長崎のオランダ商館医オットー・モ...
感染症歴史こぼれ話

加藤先生の医史研究成果の紹介(4)

イギリスのジェンナーによって開発された種痘法は、人類最初の高い感染防御率を示すワクチンであり、わが国にも導入されました。 驚いたことに、わが国で紹介されたジェンナーの業績内容には間違いがあったようです。最初のワクチン効果を試す被験者を「わが...
感染症歴史こぼれ話

加藤先生の医史研究成果の紹介(3)

ジェンナーの贈り物 今も新型コロナのように、次々と新しい感染症が出現し、世界中で多くの方が亡くなっています。 この本は、エドワード・ジェンナーが開発した種痘法から二百年を迎えた年に、ジェンナーの業績をたたえ、ワクチンの大切さをもう一度思い起...